機械設計を解説! 将来性や、やりがい、この仕事の厳しさとは?

機械分野 (2022/05/16更新)
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時代の変化を敏感に察知し、新しい物を産み出したり進化させたりする仕事です。
戦後の日本のモノづくりを陰で支えてきた職種でもあります。



目次

1.学生さんに今やってほしい、知ってほしい事
2.いまなぜ機械設計
3.機械設計の将来性
4.機械設計のやりがいと厳しさ



1.学生さんに今やってほしい、知ってほしい事


大学や専門学校や高校では機械工学というものを学びます。

4つの力学(機械力学、熱力学、流体力学、材料力学)この4つをベースとして機械製作や設計を行ってきますのでとても重要な要素です。

その上で、自分の興味のある航空工学や自動車工学、ロボット工学などにステップアップしていきます。近年では3DCADを使用して図面を作るので、CADはとても大切なツールになります。得手不得手が無いようにしっかりとマスターしておいて損はありません。

もしロボット分野での就職がしたのであれば、機械分野の他に電気要素や制御要素もかじっておくといいのかもしれません。



2.いまなぜ機械設計


なぜ機械設計の需要がふえているのか・・・エンジニア業界ではここ5年で機械設計者が不足するという結果が経済産業省が平成30年に実施したアンケートの結果として出て言います。

その通りで、機械設計の就職先は増えています。企業が新しい分野への進出をする際に、機械は物のベース、デザインを決める為の重要は部分を担います。

時代の変化とともにデザインも変化し、進化がもとめられる世の中で機械設計の重要が高まるという事は、それだけ時代が変化してるとも言えます。

また、機械分野は比較的育成期間が長い分野でもあります。その為、多少経験が違っていても若手の機械系が欲しい企業は採用を決断します。

今は、『エンジニア<需要』の時代で転職には有利な環境が揃っていると言えます。



3.機械設計の将来性


新しい分野の筆頭ともいえるのはロボット業界です。

IoTの機能を持つ商品が自動車や医療機器、工場の生産設備などで拡大しつつあります。 AIの需要も伸びる中でロボットは更なる進化を遂げるでしょう。つまり近い将来ではロボット社会なんてのが現実的にくる。

しかし一方では、その分野における専門的な知識を持った人材はなかなか育って来ていないのが現実です。つまりは、そこにこそ需要があるわけです。



4.機械設計のやりがいと厳しさ


新しい発想が常に求められるのは、この分野のやりがいでもあり厳しさでもあります。

毎日の設計の中で試作を作る事がかなりの頻度で発生します。上手くいかない時は試作と設計変更の繰り返しでイライラしたり気が滅入る事もあるかもしれません。

ただそれだけに完成時の達成感は大きく、また機械設計は目に見える形として残る事が多く、成果や達成感を得やすい職種でもあります。

また機械設計だけではなく組立や試作現場との調整もあり、経験年数は知識の幅と比例します。

それだけに長く続ける事にメリットがあります。様々な知識とスキルは職場では強力な戦力となりいざ転職という時にはご自身の大きな武器となります。


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